何回か修理で預かっているGT750のオーナーです・・・
2台持っているG7のもう一台の方を再生中らしいです!
ウオーターパイプの取付ボルトが固着して抜けない!
ウオーターポンプも抜けないらしい!
これは確かに簡単には抜けないのですが、クランクケースを
分解しているので中から叩けるのではないか?
一応サービスマニュアルで構造を把握してから作業をします。
サービスマニュアルではここをプライヤーで傷つけない様に
引っ張って抜くと成っていますが、そんなんで抜けるわけがない!
内側のシャフトにはすでに叩いた後があります、オーナーも
チャレンジしたみたいです!
シャフトに丁度ハマるカラーを探して・・・
被せます。
ぐらつかない様に固定して・・・
ヒートガンでキンキンに加熱します・・・
カラーをプライヤーで掴んで、叩き抜きます。
抜けました!
エンジンを降ろさずに頑張るよりもここまでばらして抜く方が
確実で速いかも・・・
ボルトは火で焙って抜きます・・・
熱いうちに少しずつ緩めては締めを繰り返して回します!
2本目までは順調に抜けましたが・・・
3本目はちょっと手こずりました焙ってもなかなか動きません!
焙っては油を塗りを繰り返して少しずつ攻めていきます・・・
抜けました・・・
4本目は更に手強い! あまり焙りすぎるとアルミの
クランクケース側を溶かしてしまいます。
慎重に焙って、回す、油を塗るを繰り返して・・・
何とか抜けました!
出来あがり!
現在乗っている方のG7もウオーターポンプからミッションオイル
が滲んでいるので、いずれ交換するそうです!
posted by resutoa-kun at 18:08|
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日記