パッソーラの整備依頼

大変長らくお待たせしています、
預かってから3か月近くになります。

まずは外装をはずします。

ヒューエルタンクを外して錆止めの為に入っている
オイルを抜きます。


パーツクリーナーで洗浄して・・・

エアーブローで乾かします。

外してあったヒューエルゲージを組み付けて装着します。


キャブレターと燃料コックを分解して・・・

燃料コックのダイヤフラムが傷んでいます・・・

完全に穴が開いています。

キャブレター内のオートチョークのダイヤフラムは大丈夫ですが
パッソーラのオートチョークは燃料コックの負圧を使って作動している
ので燃料コックがダメだとチョークが解除されず効いたままになります。

取り敢えずエンジンコンディショナーで洗浄します。


オートチョーク連動の負圧コックのチョークの負圧部分だけを
繋いで敗れたダイヤフラムを通ってエアーを吸わない様に燃料
ホース部を塞ぎます。

負圧ホースを分岐して・・・

メットインジョグ用の負圧コックを繋ぎます。

エアークリーナーエレメントを交換して・・・

ガソリンとオイルを入れて・・・


エンジン始動・・・
良い調子です！
オートチョークも正常に解除されているのでコックをきちっと
タイラップで止めます。

バッテリーは6V8A代わりに6V4.5Aのバッテリー2つを並列繋ぎします。


メーター球を交換して・・・

試運転をして・・・

良く走ります。
メーターの動きとホーンが不調ですがひとまず出来上がり！

今日はパッソーラに乗って帰ります。

コレダセルツインSBのオーナーが決まりました！

コレダセルツインSB　125�t　(1959年）
実働車ですが、今回は現状販売(保証なし)です。
6年ぐらい前に自走で葛城市の旧車ミーティングに行った車両です。

展示スペースから出します。

フルオリジナル欠品無しでシート張替え以外は未再生で
磨きもしてません！



シャープなラインでかつ重厚感のあるデザインがたまりません！

バッテリーを充電して・・・

混合ガソリンを入れて、エンジン始動・・・

良い調子です！

最後に一回乗っておきます・・・

1950年代とは思えないぐらい良く走ります。

モンキーの整備依頼 1

2000年モデルのほぼ新車状態のモンキーです。

フレームまで同色の車体はピッカピカです。

まずはキャブレターを分解して・・・

エンジンコンディショナーで洗浄します。

エアークリーナーBOX内を掃除して・・・

エレメントを交換します。

ヒューエルタンク内はガソリンが入っていませんが、少し臭い匂いが
するのでパーツクリーナーを入れて良く振った後・・・

コックから抜いて・・・

エアーブローで完全に乾燥させます。

キャブレター内は綺麗になりました。

マニホールドのOリングとヒューエルホースを交換して組み付けます。



オイルを交換して・・・

エンジン始動・・・
良い調子です！

タイヤはブリヂストンに注文していますが、現在欠品中で
12月に入荷予定です。