セルペットMD(1962年)の整備を開始します。
長らくお待たせしていますが、このオーナーの他の車両も
良く修理の依頼がありセルペットが後回しになっていました。

右側のサイドカバーは入庫時から欠品していて、このサイドカバーは
毎日ヤフオクで探して4年目にやっと見つけた、同形状で色違いの
セルペットMAのサイドカバーです!
しかしPP素材で塗装が出来ないので、オーナーには型取りしてFRPで
再生してペイントして仕上げると約束していました・・・

ところが、その後もヤフオクでずっと探し続けて8年目にして
遂に同色のサイドカバーを見つけました!
しかも新品のデッドストック品です!!!

左側はノブが欠品していましたが、これも後期モデルのノブ付き
格安サイドカバーを購入して・・・

左右のサイドカバーは完品になりました!

セルペットのタンクキャップはゴムが痩せてスカスカになるのですが
これもヤフオクで新品のデッドストック品を見つけました。

タンク内が腐っているのでオーバーホールします。

まずは腐ったガソリン洗浄剤を入れて・・・

鎖が酷いので、時々ひっくり返して2日ほど浸けます。

キャブレターを分解して・・・

フロートピンはキャブ本体にカシメてあるので、
このままエンジンコンディショナーで洗浄します。


綺麗になりました。

ポイントの擦り合わせをして・・・

ギャップを調整します。

プラグはショートタイプのBー6が入っていましたが、B6Sが使えます。

バッテリーと混合ガソリンを繋いで・・・

セルでエンジン始動・・・
当然セルペットという名前なのでセル付きなのですが、セルペット
の後期モデルにはセル無しもあります!(セルペットなのに・・・)

良い調子です!
アイドリングも安定しています。

今日はここまで。
posted by resutoa-kun at 20:42|
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日記