2022年01月31日

タクトAF09限定カラーの修理 1

去年の12月に、全く同じカラーのタクトを修理しましたが、
引き取り時にもう一台あるのでこちらも修理してほしいと言って
持ち込まれました。
DSCN1828.JPG
まずは外装を外して・・・
DSCN1830.JPG
キャブレターを分解します。
DSCN1831.JPG
エンジンコンディショナーで洗浄します。
DSCN1832.JPG
プラグとエアークリーナーエレメントを交換して・・・
DSCN1837.JPG
DSCN1851.JPG
DSCN1852.JPG
エンジン始動・・・
DSCN1856.JPG
ガソリンが勢いよく漏れてきます。
DSCN1838.JPG
もう一度キャブを外して、フロートを点検したら
内部にガソリンが入っていました!
DSCN1840.JPG
在庫の中古フロートに交換します。
DSCN1841.JPG
DSCN1842.JPG
燃料漏れは止まりました。
いいい調子です、オートチョークも正常に作動しています。
次は、ドライブベルトの点検をします。
DSCN1859.JPG
ベルトは切れそうでした、初期ディオと共通ベルトですが
在庫を切らしていたので注文します。
DSCN1833.JPG
フロントフェンダーがバラバラに割れているので、中古品を探したけど
みましたが見つかりませんでした、FRP製のレプリカ品が出ていたけど
値段が高く、更にパールホワイトにペイントして、しかも脱着するのに
フロントフォークを抜かねばならず、かなり高くつくので・・・
DSCN1860.JPG
フェンダーを外さずに溶接修理することにしました、幸い割れた破片
が残ったいるので修理しやすい!
DSCN1861.JPG
まずは溶接する個所の塗膜を剥がします。
DSCN1862.JPG
ひび割れから溶接していきます。
DSCN1863.JPG
DSCN1864.JPG
そして割れた破片を一つずつ溶接します。
DSCN1865.JPG
DSCN1866.JPG
表側の溶接終了!
DSCN1867.JPG
DSCN1868.JPG
現在タイヤを取り寄せ中ですが、タイヤ交換時にリフトアップして
裏からも溶接する予定です。
DSCN1869.JPG
今日はここまで。
posted by resutoa-kun at 20:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2022年01月30日

ゼファーのカスタムペイント依頼 4 完成!

DSCN1799.JPG
ペーパーでマスキングのバリを落とします。
DSCN1800.JPG
DSCN1801.JPG
ラインの位置を決めて・・・
DSCN1804.JPG
DSCN1805.JPG
DSCN1802.JPG
マスキングします。
DSCN1806.JPG
紺色を調色して、ペイントします。
DSCN1807.JPG
2時間ぐらい乾かして・・・
DSCN1808.JPG
マスキングのバリ取りと全体を磨きます。
DSCN1810.JPG
DSCN1811.JPG
クリヤーコートします。
DSCN1812.JPG
DSCN1813.JPG
DSCN1816.JPG
DSCN1817.JPG
2〜3日乾かしてバフ掛けしたら納品します。
posted by resutoa-kun at 18:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2022年01月29日

ラビットS82の修理依頼 1 ポイント

ラビットS82の修理で、東京から送られてきました!
DSCN1740.JPG
去年、整備したS82とは違う型です。
フロントのバッテリーボックスやチョークワイヤーがありません。
DSCN1741.JPG
その代わりに、エンジンフードを開けなくても横の窓からチョークを
開閉出来ます。
DSCN1742.JPG
DSCN1743.JPG
始動はキックのみで・・・
DSCN1747.JPG
バッテリーは6Vの小さいサイズです。
DSCN1748.JPG
ステップはアルミ板で補修されていますが、見事な鈑金で
仕上げられていてかなりカッコイイ!
DSCN1745.JPG
DSCN1744.JPG
まずは、欠品しているポイントの方から見てみます。
DSCN1749.JPG
ローターを外して・・・
DSCN1750.JPG
オーナーが送って来た2種類のポイントはS82用だそうですが
どちらも型式違いのポイントで合わないらしい!
DSCN1751.JPG
DSCN1754.JPG
ポイントの支点部分に10mmの穴が開いています。
2つのうちの近い形のポイントは支点の穴を4mmにしたら付きそうです。
DSCN1755.JPG
穴のサイズ変換カラーを作ったら装着できるかもしれないので
作ってみます。
3年ほど前に知り合いのバイク屋さんに譲ってもらった旋盤を遂に
使うときがやってきました!
DSCN1758.JPG
ドリルチャックなど買った見ましたが、モーターが回るのを確認しただけで
まだ一回も使っていません。
DSCN1760.JPG
旋盤を使うのは王寺工業の機械実習で触って以来42年ぶりです。
取り敢えず10mmのボルトをつかんで削ってみます・・・
DSCN1763.JPG
DSCN1764.JPG
ドリルチャックを付けて・・・
DSCN1766.JPG
センターに4mmの穴を開けます。
DSCN1765.JPG
試行錯誤の末、何とか外径10mm内径4mmのカラーが出来ました!
DSCN1767.JPG
DSCN1769.JPG
合わせてみます。
DSCN1770.JPG
ピッタリ・・・
DSCN1771.JPG
DSCN1773.JPG
DSCN1775.JPG
しかし、ポイントの調整ボルトの位置が少しずれていて、コイルにも
接触しています!
DSCN1777.JPG
DSCN1776.JPG
センターに空けた穴をずらして作り直します。
DSCN1778.JPG
2つ目は旋盤に慣れてきて簡単に作れました。
DSCN1780.JPG
DSCN1781.JPG
今度は2.5mmずらして穴を開けます。
DSCN1782.JPG
DSCN1783.JPG
DSCN1784.JPG
高さを合わせる為に裏にワッシャを入れて装着します!
DSCN1785.JPG
どこにも接触せずに稼動します。
DSCN1786.JPG
ローターを付けてポイント隙間を調整します。
DSCN1791.JPG
ちゃんと開閉しました!
DSCN1789.JPG
イグニッションコイルのメインスイッチの線を外し直結状態にして・・・
DSCN1793.JPG
キックを踏んで点火テストします。
DSCN1794.JPG
少し弱い様な気もするけど火花が出ました!
DSCN1795.JPG
今日はここまで。
DSCN1796.JPG
posted by resutoa-kun at 22:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記