YDT1 ヤマハ純正浅間レースチャンバー 2

前回膨張室を作った所で終わって・・・

今日はエキパイを作ります。

YDT1のエキパイより太く見えるので測ってみたら・・・

ノーマルエキパイは38�oで・・・

浅間チャンバーの方は39�oでした。

39mmパイプが見つからなかったので巻きます。


ローリングマシンより長いので・・・

叩いて巻きます。



番線で絞って・・・

ピッタリ39�oになりました。

39�oはフランジがガタもなくギリギリ入るサイズです。


仮付けして・・・

溶接します。

フランジ部を曲げて・・・

叩いて仕上げます。



反対側に蓋をして・・・

砂を入れてトントンして詰めます。


木で栓を作って・・・


叩き込みます。

焙って、手巻きパイプを手曲げします。


少ししわが入って細くなった感じですが・・・

まあまあ近い感じにはなりました。




仮付けします。



まだ角度の微調整やステー製作などが残っていますが



今日はここまで。

マメタンカスタムの整備 10 試運転

クラッチワイヤーが固着しているので交換します。
マメタンは初期型を含めて後4台あるのでどれかから外して
使うつもりでしたが、すべて固着していました！

純正品も廃番で、ヤフオクに出品されているのが、1本25000円で高すぎる！
工場中探したら見つかりました！！！


ワイヤーインジェクターでグリスを注入して・・・

装着！

ミッションオイルを入れて・・・

張替え済みのシートを装着します。


装着中に気づいたのですが、当時の販売店ステッカーの中央に
CCI坊や(スズキ2サイクルオイルCCIシステムのキャラクター)が
入っています！！！

これは、うらやましすぎます！

充電量を点検します。

エンジンを始動して7.9V！

試運転をします。

良い調子です、5速で拭き切りました！
アイドリングも安定しています。
サビサビのリヤサスを磨きます。


左側も磨いて・・・


ハンドル廻りも磨きます。



チェーンカバーとサイドカバーを取り付けます。


右側のサイドカバーは上の引っ掛け部が割れているので・・・

引っ掛かり部を作ります。



今日はここまで。

今日はマメカスに乗って帰ります。
16歳になってすぐに白のマメカスを買って、ノーマルで乗っていたのは
最初の1ヶ月ぐらいで、ノーマルのマメカスに乗るのは44年ぶりです！

YDT1 ヤマハ純正浅間レースチャンバー

去年作ったYDT1改-浅間火山レース仕様です。

雑誌の写真を見てそれっぽいチャンバーを作りましたが・・・
年末にヤフオクで、本物のヤマハ純正浅間チャンバー(右側のみ)を見つけて
直接引き取り限定だったので、愛媛県今治市まで引き取りに行って来ました！

この本物のチャンバーを型取りして左側のレプリカチャンバーを
作ります。

型紙を作って・・・
1ｍｍ厚の鉄板を切り出します。


ローリングマシンで巻きます。

バイスに挟んだパイプで鈑金仕上げします。



合わせ目を溶接します。


後部から溶接して純正チャンバーに合わせて砲弾型になる様に
当盤をあてて鈑金します。



純正も同じ位置に溶接痕があり専用の当盤(治具)で鈑金していると思われます。

写真を見て作ったチャンバーに比べるとかなり、忠実に再現出来ました。

後はエキパイですが、レース用チャンバーは1ｍｍ太い39ｍｍパイプ
なので巻いて作ろうと思います。

今日はここまで。