ZRX400のタンクオーバーホール依頼 1

お待たせしています、ZRX400のタンクの錆取りをします。

タンクを外して・・・

ガソリンを抜きます。

エアーブローで内部の錆とほこりを飛ばします。

樹脂化した腐ったガソリンの塊が出てきました！
指でつぶすとねっとりしています。

栓をして・・・

腐ったガソリン洗浄剤を2本入れます！

時々ぐるぐる回して全体によくなじませ、
2日ほど浸けます。

※注　上側の栓はタンク膨張防止のため
　　　必ずボルトを緩めて置きましょう。

VFR400Rの整備 7 試運転

タンクとシートを組み付けて・・・

試運転をします。

良い調子です！
水温系は走行中はあまり上がりません。

アイドリングで10分ぐらい経って真ん中ぐらいまで
上がりました。

少し走ると、すぐに下がります。


アイドリングでキャブの同調を取っている時のように
空吹かししてみたら・・・
4〜5分でオーバーヒート気味になってきました！

電動ファンが回っていません！
ファンのサーモスイッチの配線を直接アースしてみても
回りません！

電動ファンを直結するとファンは回ります、配線の導通も
異常なし・・・

もう一度サーモスイッチの配線を、今度はラジエター以外の
個所にアースしてみたら回りました！

ラジエターのアース不良です・・・
ラジエター本体はクッションゴムなどで絶縁されていて、
本来ついているはずのアース線がどこにも繋がって
いません！！
ラジエターをフレームにアースしたらファンは
回りましたが・・・

水温が下がっているのに回っています、

サーモスイッチも壊れている様です。
サーモスタット・パッキン・サーモスイッチすべて部品
が出るので注文します！

VFR400Rの整備 6

一晩、ガソリンを繋いだ状態で置きましたが
ガソリン漏れはありませんでした。

新品のインシュレターを組み付けて、キャブレターを
装着します。


作業中、以前うちのジャンク車両のスペイシーを
持って帰ったオーナーが、乗れるようになった
車両に乗って見せに来てくれました！

時々難しいシート張替えをお願いしている方です！
シートの張替えはもちろん！

フロアマットも製作したそうです！！！

私も知らなかったのですがフロントトランクには
LPレコードが入るのだそうです！

仕事に戻って、エンジン始動！

かなり、ばらつきがあります！

同調を取る暇もなく、オーバーヒートしました！

昼食をとって休憩した後、水温が下がったので
冷却水を点検染ましたが、水量は問題なし・・・

サーモスタットを点検します。

曲がっています！
オーナーはこの車両を自走で来られましたが、
渋滞など無ければオーバーヒートしないのかも？

取り敢えずサーモスタットを抜いた状態で組み付けて
同調を取ります。

エンジンを止めて寝転んで調整ネジを回し・・・

起き上がってエンジンをかける・・・
20回ぐらい繰り返してようやく同庁が合いました！


それでもヒートゲージはどんどん上がってきます！

エアークリーナーエレメントを組み付けると吹き上がり
が重く、少しかぶった感じです。

エレメントはメーカー廃番なので、フィルターを
切り取って・・・

デイトナのターボフィルターを組み込みます。

紙フィルターの吸込み効率に匹敵するスポンジ
フィルターはターボフィルターがベストです。
(普通のスポンジフィルターだとかぶってしまいます)

今日はここまで！