今日の午後、三重県から修理の依頼で持ち込まれました!

ベビーライラック 1953年 丸正自動車製造(株)
4サイクルOHV単気筒 シャフトドライブ
リアサスはスイングアーム式、前方1本サスで
当時の最先端技術の結晶とも言えるマシンです!


半バラ状態で入手し、何とか試運転できるところまで
組み上げたそうです。

キャブレター、燃料コック、点火時期の調整他
ワイヤー類、サイドスタンドの加工セッティング、
ライトケースのペイントなどの依頼です。


整備を開始するのはまだ先になりますが、サイドスタンド
が、不安定で車両が倒れそうなので、ここだけ先に
修理します。

このスタンドがノーマルなのかどうかも不明ですが、
スプリングのステーが適当に作られたもので、スタンド
を上げていても、立てていても真ん中に戻ろうとします。

ジャッキアップして、スプリングステーを外します。


スプリングが効きそうな場所を探しますが、スタンドを
上げても立てても効く、この一点しかないぐらいの絶妙な
位置を特定し・・・

フラットバーを加工してステーを作ります。


車両に合わせながら角度を調整します。


ステーの回り止めを仮固定し・・・

溶接します。

完成!左が元のステー・・・


ブラックを吹き付けて・・・

装着します。

バッチリです!



サイドスタンドステーの出来上がり!



来月以降に他の修理を開始します。
posted by resutoa-kun at 18:28|
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日記