欠品の多い、全く謎のバイクです!
日本モーターサイクル史(金本)によると1953年にニッケイスクーター90cc
が掲載されていますが、写真で見る限りでは同じエンジンに見えます。
ニッケイNK1型というのもエンジン形式で、正式な車名はわかりません。
オイル点検口があります。
サイドバルブのバルブスプリングがむき出しになっていますが
オイルラインの穴があるので、本来はカバーがあると思います・・・
エンジンとミッションは別体でプライマリーチェーンで連結されます。
一応クラッチはあります。
ミッションは低速→ニュートラル→高速の2速です。
クランクは回りバルブはちゃんと作動しています!
シリンダーも綺麗です。
ボア・ストロークを計ってみました・・・
51o×51oの104tでした、ニッケイスクーターが47o×51oの88tなので
オーバーサイズピストンでボーリングしているかもしれません?
フレームはリジットでブレーキはリアのみです。
欠品は多いですが、肝心なパーツは揃っているので動かせそうな
気がします。