今修理途中のモトグッチのサイドボックスのオーナーとは
別の方です!
よく似た形状ですが、左の白いタンクの方が幅の広い
ワイドタンクです。
まずは塗装剥離されているタンクのガソリン漏れ
修理をします。
左の燃料コックの付け根から漏れるそうです。
漏れ箇所周辺をペーパーサンダーとワイヤーブラシで
磨きます。
ボルトで栓をして・・・
ガソリンを入れます。
予想以上にボタボタ漏れます!
パイプの継ぎ目から漏れています。
分厚いパイプと鉄板の継ぎ目なのでロウ付けします。
エアーブローで完全に乾燥させて・・・
ぐるっと一周ロウ付けしました!
栓をして・・・
ガソリンを入れて密封し、よくシェイクします。
漏れは完全に止まっています!
オーナーが引き取りに来るまでこのまま密封状態に
しておきます。
もう一つのタンクは重症です!
タンク内コーティングされていますが、コーティング
剥離が始まっています。
内部を見てみます・・・
えらいことになっています!
いつもタンクコーティングがダメになっているタンク
は修理困難の為、コストがかかりすぎるので諦めて
もらっていますが・・・
貴重なタンクなので何としても直したいらしい!
しかも外装のカラーリングは、出来るだけこのまま
残してほしいと依頼されています。
タンクキャップはリング式で簡単に外れました。
このタンクも燃料コックの付け根が怪しいので
ワイヤーブラシで磨いてみます。
左右ともハンダで補修されていますが、ちゃんと貼れて
いなさそうです!
内部コーティングは裏側で切開手術をして、剥離剤と
スクレパーなどを使って、外装を傷めないように丁寧に
剥がそうと考えていますが、よく考えてから作業を
始めようと思います!
明日は定休日(第二第四土曜翌日曜日)なので休みます。
日曜日は趣味のバイクいじりで店にいる予定です!