当店所有又は以前所有していた車両及び、来店(修理持込)された
日本の古い自転車を紹介しています。
No.22
小松自転車製作所 運搬車
元々は自転車バイクだった様で、バイクモーター用シート(本革シート)
が付いています!
ハンドルもバイクモーター用です。
(フロントサスペンションが付いているとロッドブレーキが
付けられないので右ブレーキレバーが無い。)
フロントサスペンションは自転車用に戻されていますがFフェンダーは
バイクモーター用です。
荷台のステーは左右非対称で右側にガソリンタンクが付くのだと思います。
(おそらくBSモーターのタンクが付いていたと思われます)
運搬車にしては珍しくカラフルな色なので、磨いてみます・・・
チェーンケースのロゴは綿棒と爪楊枝を使ってコンパウンドで慎重に磨きます。
チェーンケースのプレス文字の上から文字がプリントされているので
かなり読みづらいですが、Gin(ギン)から始まって後はbicycle・・・
ヘッドバッジの文字も読み方が解りませんが銀(ギン)から始まっています。
フロントフェンダーのロゴも読めません。
リヤリムは意外とメッキが残っていて、センターのストライプもほぼ残っています!
リムの左側は駆動ローラーで削られていて・・・
搭載されていたエンジンは、BSモーターで確定です!
フロントリムもけっこう綺麗になりました。
リヤフェンダーの屋号も頑張って復元しましたが、完全には読めません!
(ナゴヤ中区○○町、KK○○商店)
フロントタイヤは当時のダンロップ製で・・・
トレッドパターンには英国ダンロップの創立者ジョン・ボイド・ダンロップさん
の顔が刻まれている!
これはスポークベルで・・・
ワイヤーを引くとばね式のロッドがスポークに当たってチン・チン・チン
と鳴る仕組みです!
綺麗になりました!